うさぎは乗っていません2

ダイスキ!を続けよう

彗星のシッポを探しに行く、今度こそ

私のお仕事は、好きな時に融通をつけて休みを取れるお仕事ではありません。

あんな時もこんな時も、最低限の業務はなんとかこなしました(けっこうビックリされます、というかドン引きされます)

当然、晴れそうだからって星のためにお休みなんか取れず、

 

なので、機材を積んで出勤し、

夕方に退勤してから行ける場所へ、彗星のシッポを探しに直行しました。

12P/Pons-Brooks (2024)です。

 

そんな私を、たまには宙の神さまが憐れんでくださったのか、

 

2024.3.27 12P/Pons-Brooks (2024)
RedCat51, スカイメモS, EOS kiss X9(HKIR), MGEN3, ISO1600, L140*15, FD-

ついに、シッポを捕まえてきましたーーー!

あああ、本当にうれしい

 

そして、なんと長く明るく、こんなに立派なシッポになったことでしょうか

シッポが画角に入りきらなかった!

こんな嬉しいことってあるでしょうか

(トリミングなし)

 

別機材で、

 

2024.3.27 12P/Pons-Brooks (2024)
アスカーFMA135, スカイメモS, EOS kiss X9(HKIR), ISO3200,  L120*8, FD-

角度がおかしいんだけど、じっくり直してる場合じゃない。

どんどん彗星が沈んでいくので、とにかく撮りました

 

すんばらしーー!

ながーいイオンテール、とてもきれいです

 

↓1回め、2024.3.8

usa-merry.hatenablog.com

 

↓2回め、2024.3.16

usa-merry.hatenablog.com

 

2回めの時、ピーカン予報で行ったのに雲で撃沈したので、

今回は、雲が無さそうな海沿いで。

本当は、もうちょっと標高のある場所で撮りたかったんだけど、

いかんせん、退勤後出発では時間がなくって。

 

↑さて、ここにも彗星が写っていました。

わかるでしょうか?

一部を拡大して見ると、

 

↑ここでーーーす。

もうね、海上のかすみに沈む寸前。

 

この、ポンブルックス彗星は、70年周期で地球に接近してくるとのこと。

次に見られるのは、2095年になる予定です。

 

2095年にこの彗星が地球に接近して来るときには、私はその姿を見ることはできなくて、

これで最期。

なんと名残惜しいような、宙の大きさを感じるような

相変わらずひとりっきりの場所で、ひとりっきりで星を眺めてきました

(あっ、背後にはエゾシカがいっぱいいたけど)

 

静かに、いい宵でした。