うさぎは乗っていません2

ダイスキ!を続けよう

土歩き、天塩岳へ。

2024.6.29 土歩き、天塩岳へ。

暑くなりそうなので、お水を凍らせて持って行きます。

 

登山口まではダートとのことでちょっと楽しみにしていたんだけど、だいぶフラットです。

物足りない。

駐車場には、すでに6台くらい。

さらに次々と車が入ってきます。

 

お天気、最高。

終始、月が頭上から見守ってくれました。

忘れものは無い?さあ、行こう!

 

こんな橋が3つ4つ、あります。

 

天塩岳は前からずっと気になっていた山で、

でもここってものすごくヒグマが濃くて、私はソロなのでちょっと怖いかなぁ。。と思っていました。

けっこう人は入っているようなので今回思い切って行ってみたんですが、やっぱり人が多く入っていますね。人気なんだなー。

広い山の中なので、みんなで列になって歩くわけじゃないから、あんまりクマさんリスクは変わらないのかも知れないけど、それでも人の気配が多いというだけでちょっと安心。

 

と思って歩いていたら、

 

うわーーー、いきなりだ。

すんごいフレッシュ。みずみずしく、香りが立ってる。草の香り。

見ると、葉っぱの繊維がいっぱいで、緑色がかっているのがわかります。

 

うわーーー、フレッシュすぎる。

警戒心の帯を締める。少し行くと今度は、

 

うわーーーー、フレッシュ足跡!!

私とは反対、登山口に向かって行ってます。獣臭、気が付かなかった。

この先でフキの食痕もみっけ(クマさんの食痕見分け方を予習して行きました)

いきなり、いるよね。。

 

周囲に気をつけながら、耳もお鼻も感度MAXで。

 

しかし、やっぱり途中から気分が悪くなる。。

暑さです。下りになれば元気になる。涼しい時期は快調。

やっぱりもうちょっと早い時間に来ないとだめだなぁ(実はアラーム忘れで1時間お寝坊しました)

 

えっちらおっちら、休み休み登って行くと、

 

こんなところにハマナスが??

 

森を抜けてハイマツが風になびくエリアに出ると、身体も楽になりました。

ああしんどかった。

 

お花、いろいろ咲いています。

展望いいなぁ〜〜〜。

 

標識はすっかり読めませんが、天塩円山。

天塩岳って、時計回りにぐるっと周回する人が多いようで、私は反時計回りに入りました。

というのは、身体がきつかったらここで引き返そうと思って。体調と脚を見て、行けるところまでで無理しないつもり。

もうちょっと行けそうなので、先に行ってみます。

 

ハイマツが切れ切れになる辺りですが、ここでもクマさんにがるるるされた話しがあり。

うん、気配なさそう。

 

お花、いろいろ咲いています。

 

さて、ここからどうするか?

しばし考えて、うーん。あと1時間の距離かぁ、まだ9時だし、行ってみようか。

先へ進みます。

 

稜線歩き、まぁ気持ちいいですよね。

風があって、暑くなく快適。

最高の展望。

ふかふかルートから、ガレガレに道が変わって、登りはゆっくりゆっくり。

 

天塩岳、来ましたー!

よくこんなとこまで歩いたよ私。。

 

歩いて来たということは、歩いて帰るわけで。

ミネラルたっぷりのお塩を舐め舐め。

お水、もうちょっと持ってくれば良かったーー。下山の距離と登り返しになるのを考えて飲みます。

 

お花、いろいろ咲いています。

ここまで歩いてこないと見れない景色。

 

で、

下山は身体はツラくないが、あちこち痛くなってきていてきつかった。。

分岐まだかなーー長いよぉ、誰だよこんなに山奥まで歩いてきたのは。

 

登る時とは別の足跡みっけ。

13-14cmくらい。今朝の個体と同じなのかな?

みずみずしかったフレッシュうんちは、乾いて黒くなっていました。

 

無事、下山しました!

クマさんに食べられなくて良かったーー。

ソロで歩いている人も、多かったです。

 

フキを数本、お持ち帰り〜〜〜。

うーん、ここフキがあんまり良い感じじゃないなぁ。

少し離れて川があるんだけどな。

 

帰ってから記録を見たら、こんなに歩いていました。

きつかった。。。

天塩岳は、私のへなちょこな脚では無理だろうと思っていたのよね。

そりゃきついに決まってる。

下山したら大腿がつって、しばし動けなくなりましたよ。

涼しい時期ならもうちょっと楽に歩けると思うけど、私が山を歩いていてちょうどいい気温って入山時12℃が上限なんですよ。山はまだ雪がたっぷりある時期ですね。。