うさぎは乗っていません2

ダイスキ!を続けよう

忘れ物を取りに行く

遠方を歩きに行って帰札した日、出先に忘れ物をしたことに気が付きました。

うわぁ、、絶望。

置いてきた場所ははっきりしているけど、管理者がいるわけでもなく。

キツネさんが持ち去ったかも知れない。

誰かが気づかずに蹴り飛ばして手の届かないところに落ちちゃったとか。

そう思ったら、自分のうかつさに涙が出そうでした。

 

とにかく自分の目で確認に行くしかないと思い、そしてその時間があったので、

高速を使って片道3時間ちょっと、走ってきました。

 

もし無くなっていても、それは私が悪いことなんだから。

諦めようと思って現地に着いてみると、

 

なんと、ありました。

ありましたよ。

小躍りして喜ぶ、というのはこういう気分のことなのね。

忘れ物コーナーに届けて下さった見知らぬ人よ、本当にありがとうございました。

 

きれいな霜も降りていた朝。

 

本当に忘れ物は気をつけるしかなくって、

過去には、

船を出そうと思ったらロッドが無い(室蘭に着いてから気が付く)

出張に行くのにオサイフを忘れていく

出張に行くのにスマホを忘れていく

山に行くのに登山の靴下を忘れていく

などなどなど。。

家に忘れてきたというのは笑い話しで済むけれど、出先に置いてきちゃったものはどうにもならないこともある。

 

小躍りしたその頭上に、聞き覚えのある声が。

これはっ。

 

雪の妖精でした。

今季、初見です。なんという偶然。

 

ちょっと暗いけど、小首をかしげてくれました。

もうね、忘れ物も戻って、シマエナガにまで会えるなんて。

本当に良かった。

 

自分がダメな日もあれば、誰かが優しくしてくれる日もある。

世の中、悪いことばっかりでもなかったりするんだよなーと、そんなことを思いながら帰札してきました。